断食と宿便の関係

宿便と言う言葉もポピュラーになってきました。
腸内に滞留する古い便の事です。
断食ダイエットは、この宿便の排泄が大きな目的です。
宿便が溜まると、腸内で悪玉細菌が繁殖し、大腸がん等を引き起こす要因にもなると言われているからです。

この宿便ですが、どの様なモノか具体的イメージを持っている方は少ないと思います。
従来では、この宿便は腸内の内壁のそこかしこのシワの部分に少しずつこびり付いていると考えられてきました。
ところが内視鏡検査の普及により、この考え方が否定されたのです。
近年では多くの方が大腸の内視鏡検査を経験していると思います。
その様な方に尋ねてみると良いのですが、皆、一様に首を振って否定するはずです。
「内壁にこびりついた宿便なんて無かったよ」と、言う事でしょう。

では、宿便は迷信だったのでしょうか。
そうではないのです。
腸内では逆蠕動現象と言って、逆向きの蠕動が起こっている場所があります。
上行結腸等が特にそうですが、この様な地点に溜まった古い便が宿便になると考えられるのです。

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